2019年8月30日 更新

花粉症の悪化防止には早めの対策が鍵!栄養バランスのよい食事で体力と免疫力をアップ

花粉症にお悩みの方は、アレルギー症状を抑える成分を含む食品の摂取をおすすめします!

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「花粉症」とは、スギをはじめとし、ヒノキやブタクサ、ヨモギなどの花粉に対するアレルギー反応です。
くしゃみや鼻水、目のかゆみや充血などの症状が現れ、重くなると集中力の低下、頭痛、食欲不振などを併発します。

アレルギーはウイルスなどの異物から体を守ろうとする免疫反応の一種です。
免疫システムに狂いが生じると、本来は悪さをしない花粉を異物と感知して抗体を作り出します。

その抗体が一定以上になったときに再び花粉に出合うと、ヒスタミンなどのアレルギー症状を起こす物質が放出され、症状として現れます。

花粉に対する過剰な自己防衛反応が「花粉症」というわけです。

花粉症の悪化防止には早めの対策が◎

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花粉症は症状が悪化してしまうと完治しにくくなりますが、症状が出る前や症状が軽いうちに内服薬を服用しはじめると比較的症状が軽く済むようです。
近年は花粉の飛散予測などの情報も入手しやすくなっているので、ある程度発症時期が予測できますよね。
毎年症状が重い人は、早めに医師に相談し、対策を立てましょう。

アレルギー症状を軽減する成分に期待

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花粉症は体力や免疫力が低下していると重症化しやすいため、普段から花粉症に負けない体づくりを行うことが重要です。
十分な休養や栄養バランスのよい食事が有効です。

花粉症の症状を軽減するといわれる栄養素のには、次のようなものがあります。

■乳酸菌類

免疫細胞の一種を活性化させ、免疫システムを正常化させる働きがあるとされています。

■DHA・EPA

これらは、n-3系多価不飽和脂肪酸で、アレルギー症状を強める脂肪酸の効果を打ち消す効果が期待されています。

■βカロテン・ビタミンC・ビタミンE

これらは、アレルギー症状を強める活性酸素に対抗する抗酸化ビタミンです。

また、たんぱく質を摂りすぎるとアレルギーを起こしやすいため、肉や魚、卵などは適量にとどめましょう。

免疫力を高めよう

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■抗酸化ビタミン

・ビタミンA(βカロテン)…にんじん、かぼちゃ、モロヘイヤなどの青菜
・ビタミンC…菜の花、ブロッコリー、いちご、キウイフルーツなど
・ビタミンE…魚、植物油、かぼちゃ、モロヘイヤなど

菜の花にはビタミンCが100g中に130mg。βカロテン、カリウム、カルシウムなども多く含まれます。
また、いちごにはビタミンCが100g中に62mg。葉酸、アントシアニンなども豊富です。

■DHA・EPA

青背魚・さわらには、たんぱく質やビタミンDなどが多く含まれます。

■乳酸菌類

発酵食品ヨーグルトには、乳酸菌やビフィズス菌が多く、腸内環境を整えるのに最適な食品です。
また、キムチは、発酵が進んでいるほど乳酸菌が多く含まれています。

効果的な食べ方

主菜は魚を中心に適量を
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主菜はたんぱく質源として重要ですが、適量を摂るようにしましょう。
肉ばかりに偏らず、DHA・EPAを多く含む魚を優先したいですね。
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この記事のライター

たつかわひな たつかわひな

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