2019年8月29日 更新

市販薬購入で減税!新しい医療費控除制度「セルフメディケーション税制」とは

2017年1月から新たに導入された「セルフメディケーション税制」。市販薬購入で税優遇!?制度内容や活用方法を詳しくご紹介します。

■8,000円が課税所得から控除される
(対象医薬品の購入金額:20,000円-下限額:12,000円=8,000円)

■減税額
・所得税:1,600円の減税効果 (控除額:8,000円×所得税率:20%=1,600円)
・個人住民税:800円の減税効果 (控除額:8,000円×個人住民税率:10%=800円)

※厚生労働省HP参照

対象となる医薬品

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医療用医薬品から転用された82成分を含むOTC医薬品(要指導医薬品および一般用医薬品)です。厚生労働省ホームページに対象となるOTC医薬品の品目名が掲載されています。
対象のOTC医薬品の目印は?
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2017年1月の制度施行に伴い、多くの対象の製品の製品パッケージにセルフメディケーション税制の対象製品であることを示す識別マークが表示されるようになります。

※本マーク表示に法的義務はなく、対象商品でも識別マークが表示されていない対象製品もあります。

まとめ

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これまでは1年間に自己負担した医療費の合計が10万円を超えなければ活用できなかった医療費控除ですが、この「セルフメディケーション税制」の施行により、対象となる市販薬を年間12,000円を超えて購入した人は、申告することで所得控除が受けられるようになります。

ドラッグストアや薬局などで市販薬を購入した際には、受け取ったレシートや領収書は必ず捨てずに保管するのを忘れないようにして下さいね!
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