2019年8月22日 更新

今年は日本での刊行40周年!絵本『はらぺこあおむし』の魅力

【図書館司書資格を持つママがオススメ絵本をご紹介!】こどもたちが好きな絵本としてよく名前があがる絵本『はらぺこあおむし』。そんなはらぺこあおむしの魅力と、ポップアップやバイリンガル、色んなバージョンで読める色んな『はらぺこあおむし』の絵本をご紹介します。

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はらぺこあおむし40周年記念限定版
世界中の子ども達に愛され、日本でも大人気の絵本『はらぺこあおむし』。

今年は、『はらぺこあおむし』が日本で刊行されて40年、というメモリアルイヤーなんです♡

二世代、三世代にわたって読んでいるご家庭も多く、とても有名な『はらぺこあおむし』ですが、ミニ版、ビッグブック、バイリンガル版…と様々なバージョンがあったり、物の数え方や、曜日感覚などがさりげなく身につく、とても優れた絵本です。

今回は、そんな『はらぺこあおむし』の魅力についてたっぷりとご紹介いたします。

『はらぺこあおむし』について

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あらすじ

にちようびの あさ うまれた ちっぽけな あおむしは、 おなかが ぺっこぺこ。
げつようびには りんごを ひとつ、 かようびには なしを ふたつ……。
たくさん たくさん たべて、 ふとっちょになった あおむし。
さなぎになって、 さいごは うつくしい ちょうちょに へんしんします。
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作者・エリック・カールさんについて

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1929年アメリカのニューヨーク州に生まれ、ドイツで育つ。シュツットガルトの美術アカデミーを卒業後、アメリカに戻り、グラフィックデザイナーとして活躍。1968年に絵本『1、2、3 どうぶえんへ』(ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞)を発表して以来、世界中で親しまれる絵本作家となる。代表作に『はらぺこあおむし』『くまさん くまさん なにみてるの?』『パパ、お月さまとって!』などがある。2003年にローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞。

2002年には、アメリカ・マサチューセッツ州に〈エリック・カール絵本美術館〉を創設。カール作品だけでなく、国内外の優れた絵本の原画を幅広く収集して、絵本に関するさまざまな展覧会を開く。
カラフルで力強いタッチの絵が印象的なエリック・カールさん。
偕成社の特設サイトでは、その創作のひみつを写真付きでみることができますよ。
偕成社の特設サイトはこちら
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はらぺこあおむしの魅力

私自身、小さい頃から『はらぺこあおむし』に慣れ親しんできましたし、我が家のこどもたちも大好きな絵本です。

数年前、公民館で開かれていた絵本に関する講座を聴講した際、『はらぺこあおむし』には、小さい子供に向けた様々な教育的要素も織り込まれていると知って「言われてみればそうや!」と驚きました。

今回は、その中から主なものをご紹介します。
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この記事のライター

むっく むっく

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